実験用機材
「収録用マイク」
RODE NT3
単一指向性コンデンサーマイクロフォン
周波数特性 20Hz~20000Hz
出力インピーダンス 200Ω
S/N比 77dB
ノイズレベル <17dB SPL-A
最大出力電圧 +9.5Bu
最大SPL 140dB
感度 -39dB
ダイナミックレンジ 123dB(per IEC268-15)
電源 +48Vファンタム電源
「マイクケーブル」
BELDEN 8412
「オーディオ・インターフェース」
RME FIREFACE UFX
「PC」
Mac Pro (Late 2013)
音声を視覚化したグラフを見ても優劣は分かりませんでしたが、実験ので途中でレインスピーカーにした時に明らかにいつも聞いてきた音楽のバランスを感じました。空洞の方は明らかに箱鳴りの低音が増えただけだと感じました。
北海道立総合研究機構の音響の博士に測定していただいたグラフです。(クリックで拡大)
聴感上では明らかにvoidの方が低音が目立ちますが、その低音は単に低音が多いだけで音楽的なバランスでは無いと感じます。
レインスピーカーはここが出発点で内部機構の実験を開始しました。
引き締まったサウンドのまま、どこまで10センチ程度のスピーカーユニットから柔らかな低音を取り出せるか何度も何度も実験を繰り返しました。
rain speaker 150のユニットは
100mmのフルレンジ2発
スピーカーユニットの口径は大きいほうがダイナミックで迫力のある音がでます。
低音についても豊かだと思います。
レインスピーカーは小型のスピーカーです。聴き疲れないシングルコーンを2つ搭載し1つの筐体に同時に搭載し中心のパイプを通じてエネルギーを衝突させてサイズ以上の迫力を出します。
小音量からある程度の音量まで出せますが、そこはやはり100mm経なので口径の大きな物には
勝てません。
しかし内部の構造を複雑にする事で筐体自体の響きと左右の音の広がりで普通のステレオスピーカーには無い楽しさがあると思います。